石との旅日記

壱岐から出雲へ 【その4壱岐2日目】

壱岐2日目です。

目の前が海の宿に宿泊。古いけどご飯が最高に美味しい宿で大満足。
朝目覚めると窓の外には美しい景色が。

まず最初に訪れたのが見上神社

ご祭神は彦火々出見尊。旧号は見上大明神といわれています。
見上は「見神」見張りの神様であるそうです。開運祈願、航海安全のご利益があるとされています。
とても静かな気持ち良い場所でした。

そして、次に向かったのが今回の壱岐で一番の目的地である龍光大神。(旅を終えてみると同じ位、素晴らしい場所がたくさんありました)

神無月と呼ばれる10月、出雲大社に神様が集合すると言われます。(出雲では神在月)その出雲大社に向かう前に、まず集合するのが龍光大神。

壱岐島で標高が一番高い場所に「龍光大神」は祀られています。
通常、日本では龍の爪は3本といわれているのですが、ここに祀られている龍光大神さまの爪は7本あり天に願いを届けてくれると言われています。

駐車場からこちらに到着する間、霧雨が降り手を合わせるとざざざーっと風が吹きました。

その後も風がやんでいるのにおみくじを結ぶ場所がくるくると回転したり。龍達がいるんだなあと体感しました。いつまでもそこにいたいな、と感じる場所でした。

鳥居の上には龍がいるようにも見えます。こちらに石達も置かせていただいてパワーチャージを。

次に訪れたのは、そっぽ向いたお猿さんに見える猿岩。
なんと高さ45m!神話では壱岐島が流れてしまわないように神様が建てた「八本柱」のひとつと言われています。表情がかわいいですよね。

それにしても暑い!ぴかぴかの晴天です。
龍光大神で霧雨が降ったのが嘘みたい。歓迎の雨だったのでしょうか?そうだ。きっとそうに違いないぞ。

なんて思いながら、次に向かったのは「月読神社」森の中に静かに鎮座しておられます。石段を登ると赤い鳥居が見えます。
先程までの陽のエネルギーが真逆の陰のエネルギーに変わって、とても落ち着きます。

ご祭神は月夜見命、月讀命と月弓尊。「月を読む」というのは吉凶を占うことから占いの神様としても信仰されています。
京都や伊勢の月読神社は壱岐の月読神社から分かれていったとのこと。全国の月読神社の元宮とのことです。

そろそろ船の時間も近くなってきて、どこに行こうか迷って最後に訪れたのが左京鼻龍神。

ここからの景色が素晴らしかった・・・海の青さと透明感。そして大丈夫??っという位の断崖絶壁。玄界灘に面して切り立っております。強風が吹いたら落ちそう。落ちた人いないのかなと本気で考えてしまいます。

やはり?ここも龍神様が祀られていました。空を見上げたら龍が普通に飛んでそうです。

そしてこちら、先程猿岩でお伝えした壱岐島誕生の神話の8本柱のうちのひとつだそうです。
海が本当にきれいです。かなり深そうなのにこの透明感。見てるだけで浄化されますね。

名残惜しいけど、夕方博多から出雲行の飛行機に乗るため、14時過ぎの船で博多に戻ります。
実は、まだまだ島の半分も巡れていないのです。次回は2泊?3泊でゆっくり訪れたい。地元のお兄さんに壱岐のおすすめスポットを聞いたら無人島を教えて下さったのでそこにも行ってみたいな。

船に乗り、とても強い光を感じて目が覚めたら間もなく博多港。びっくりする位、爆睡しておりました。
なんだか、全く記憶がございません!いつ寝たのかしら・・・。

たった1泊2日だったはずなのに何年振り??という位、体感がおかしくて浦島太郎状態。

私はどこにどれだけの時間行ってたのだろう・・。魂はいろんなものと対話してうきうきわくわく状態。だけど肉体は睡眠を欲している。
明日はいよいよ出雲を巡るのだけど大丈夫か?私。

なんてことを考えながら、なんとか福岡空港から出雲空港へ。可愛い飛行機で飛びます!機内でも爆睡。飛行機大好きな私はあんまり機内で寝ないんだけどな・・。
全然気温が違って寒いくらいです。ホテルの温泉に入って明日に備えて早めに就寝します!

 

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